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カタログ燃費と実燃費が違うのは何故?燃費が良い運転はどうすればいい?

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『燃費が良いと思って買った車、実際乗ってみたら燃費が悪かった。』

『街乗りだと燃費は10km/hくらいしかない。。』

『高速だと燃費が良い!』

そんな経験はありませんか?

でも、なぜそのような燃費になるかご存知ですか?

今回は燃費の不思議をご説明しますので、

ぜひ参考にしていただき、燃費が良い運転を心がけてください!

カタログ燃費とは?

車を購入する際、燃費を気にしない方はいないくらい重要な項目だと思います。

販売サイトには以下の画像のように、“JC08”と“WLTC”というモード燃費が記載されていて、よくわからないと思います。

RAV4燃費

JC08・WLTC両方とも国土交通省で定められている燃費測定試験の評価手法になり、

各自動車メーカーがその評価試験を受け、クリアした際の値を記載しているのです。

JC08モード燃費とは?

JC08燃費とは、2011年から施行されている日本独自の燃費測定方法で、

実際の使用状況に近づけるために細かい速度変化で運転するとともに、

エンジンが暖まった状態だけでなく、冷えた状態からスタートする測定も加わっています。

現在各自動車メーカーの販売サイトに多く記載されているのがこのJC08燃費ですが、

実際の燃費と乖離が生じているのは何故なのでしょうか。

その理由は、このJC08モード燃費が

①市街地などで多くある“信号でのSTOP&GO”があまり加味されていない。

②エンジンが冷え切った状態で車を発進する“コールドスタート”があまり加味されていない。

などの理由があるためです。

実燃費と乖離があるのは良くないということで新たに施行されたのが、

次に説明するWLTCモード燃費になります。

WLTCモード燃費とは?

WLTPモード燃費とは、2018年10月~適用される新たな燃費計測方法であり、

日本独自ではなく国際的な燃費基準となっております。

また、JC08モード燃費より実際の燃費に近い値となっているのが特徴です。

実際の燃費に近い大きな理由が市街地・郊外・高速道路それぞれの特徴を加味した計測手法となっていることです。

①WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した走行モード

②市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定

③郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定

④高速道路モード:高速道路等での走行を想定

 

実は自動車ごとでWLTC燃費の良し悪しの特徴は異なります。

基本的には市街地郊外高速道路の順で燃費が良くなりますが

高速道路市街地郊外の順で燃費が良くなる場合もあります

例①:RAV4燃費 市街地<郊外<高速道路

RAV4燃費

出典https://toyota.jp/rav4/

例②:ヤリス燃費 高速道路<市街地<郊外

ヤリス燃費

そのため車を購入される際、メーカーの販売サイトにWLTC燃費の記載があれば、

市街地・郊外・高速道路の各燃費も気を付けて見てみてください!

実燃費が悪くなるのは何で?

実燃費が悪くなる理由は大きく以下の理由があります。

エンジンの効率が悪い領域で運転している

車が運転できるのは、エンジンでガソリンを燃やして、その爆発のエネルギーを車が進むエネルギーに変換しているからです。

エンジンの効率自体は一番優れているエンジンでも最大40%程度であり、

60%のエネルギーは熱などで捨ててしまっています。

そのため、できるだけ効率よく運転する必要があります。

下記の図をご覧ください。

燃費いい領域

エンジンの物理学上では“燃費の目玉”という言葉あります。

その名の通り、燃費が良い“目玉焼きの黄身の部分”=赤の領域があり、

ここの領域で運転すると最も燃費が良くなります。

またその逆で、“燃費最悪”と書いてある紺色の部分で運転すると燃費が悪くなります。

信号でのSTOP&GOするときは、エンジントルクが低い下側の紺色バンドで運転し、

高速道路で120km/h以上出したりすると右側の紺色バンドで運転することになります。

燃費いい領域2

そのため、以下を気を付けて運転すると燃費が良くなります。

1.STOP&GOを避けて運転する。

2.信号の後の発信はいきなりアクセルと踏まない。

3.高速道路では100km/h以下で一定速度で運転する。(80km/hくらいがベスト)

まとめ

・カタログ燃費と実燃費で差が出るのは、カタログ燃費が実際の運転モードを捉えきれていないため。
・実際に即した燃費計測モードが“WLTPモード”
・WLTPモードには市街地・郊外・高速道路モードがあり、それぞれを気にする必要がある。
・実燃費をあげるには効率がいい領域で運転する。(高速道路は80~100km/Lで一定走行)

 

いかがでしたでしょうか?

ぜひ参考にしてみてください!

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